投稿者「wpmaster」のアーカイブ

生活経済政策特集の寄稿について(2023年8月)

『生活経済政策』(生活経済政策研究所)2023年8月号特集「日本再生復活プラン」に寄稿させていただきました。

「『企業家としての国家』を構想する —デンマークのイノベーション政策を事例に—」という内容です。本研究は「イノベーティブ福祉国家としてのデンマークー福祉国家の持続可能性の制度的基盤の研究」研究課題番号21H00797の研究成果です。ご笑覧いただければ幸いです。

購入は以下のリンクまでお願いします。

http://www.seikatsuken.or.jp/monthly/index.html

 

ワーキングペーパー公開のお知らせ(2023年7月)

埼玉大学経済学部WorkingPaperSeriesよりワーキングペーパーが公刊されました。本文は以下のリンクからご覧いただけます。

宮﨑雅人・安藤道人・古市将人・倉地真太郎(2023)「地方分与税制度導入以前の都市財政」

https://sucra.repo.nii.ac.jp/records/2000005

本研究は JSPS 科研費(課題番号 20H01508 ならびに 20K01733)の助成を受けたものです。

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20H01508/

旬報社さんから共著が公刊されます(2023年)

7月27日に旬報社さんから共著が出ます。

外国人住民支援政策の「行政体制」と「財源保障」をテーマにした本です。生活経済政策研究所研究会の自治体ヒアリング・調査の成果です。1章・終章共著、7章単著担当しました。

沼尾波子/池上 岳彦/池谷 秀登/倉地 真太郎/小島 祥美/関 聡介/関根未来『多文化共生社会を支える自治体 外国人住民のニーズに向き合う行政体制と財源保障』旬報社

◎おもな目次
序章  多文化共生の時代と自治体の行政サービス
第1章 外国人住民の増加と行政ニーズの多様化
第2章 在住外国人と外国人相談体制の動向
第3章 外国人の生活保障
第4章 外国籍児の健康ならびに教育機会の確保にむけて
第5章 多文化共生政策をめぐる国と地方自治体
第6章 カナダの移民政策と財政
第7章 デンマークの移民統合政策
終章 多文化共生社会の創造と行財政制度

多文化共生社会を支える自治体

https://www.junposha.com/book/b630145.html

教育・地方財政フォーラムの登壇について(2023年7月28日)

教育・地方財政フォーラム(社会構造変革下における地方財政を考えるフォーラム)に登壇します。2023年3月に実施した現地ヒアリング調査結果の発表も併せて行います。フォーラムの詳細は以下のとおりです。ご参加いただければ幸いです。

社会構造変革下における地方財政を考えるフォーラムシリーズ(第5回) JFM×GRIPS PROJECT SPECIAL FORUM vol.5

現地調査から見えたフランス・デンマークの教育・人づくりと地方財政― 十「国」十色、現場に立つ地方自治 ―

日時 2023年7月28日(金)13:30-15:30

会場 政策研究大学院大学(GRIPS)及びオンライン(Zoomウェビナー)   <ハイブリッド開催>

「優先教育政策からみるフランスの国と地方の関係 -国家による財源保障が生む光と影-」

小西 杏奈 帝京大学経済学部講師

「デンマークにおける教育財源保障の交渉・合意システム -現地調査を踏まえて-」

倉地 真太郎 明治大学政治経済学部専任

申し込みURL↓

https://grips-ac-jp.zoom.us/webinar/register/WN_YMdOblmFTKaV0BO2AslYng

フォラームの詳細↓

https://www.grips.ac.jp/jp/events/20230619-0271/

映画上映会のご案内(2023年6月9日)

2023年6月9日(金)に明治大学駿河台キャンパスで映画上映会を開催します。

科研費基盤研究(B)プロジェクト「イノベーティブ福祉国家としてのデンマーク」のアウトリーチ研究活動の一環として、国内外で注目を集めるデンマーク・コペンハーゲンの「コペンヒル(Copenhill)」を扱ったドキュメンタリー映画を上映します。

以下が詳細とパンフレットです。

題名:『コペンハーゲンに山を(Making a Mountain)』
以下公式サイト紹介
「コペンヒル。世界初!スキーが楽しめるゴミ処理発電所へようこそ!
2011年、デンマークの首都コペンハーゲンにある老朽化したゴミ処理施設建て替えのコンペ結果発表会が行われた。白羽の矢が立ったのは、デンマークのスター建築家ビャルケ・インゲルス率いるBIG建築事務所。彼らのアイデアは飛び抜けて奇抜で、巨大なゴミ焼却発電所の屋根にスキー場を併設し、コペンハーゲンに新たなランドマークを作るというものだった。しかし、カメラは完成までの過程で、苦難の連続を追うことになる。ゴミ焼却発電所とスキー場はどう建造物として共存出来るのか?次々と疑問や課題が山積みになっていくが、難題を乗り越え2019年10月、コペンハーゲンにスキーが楽しめる「コペンヒル」が誕生。ゴミで再生可能エネルギーを作る最新鋭のゴミ焼却発電所で、年間3万世帯分の電力と7万2000世帯分の暖房用温水を供給する。誰もが行きたがらないゴミ処理施設が、誰もが行きたがる夢の施設になったのだ。
監督:ライケ・セリン・フォクダル、キャスパー・アストラップ・シュローダー
配給:ユナイテッドピープル
2020年/デンマーク/51分」
https://unitedpeople.jp/copenhill/

日時:2023年6月9日(金) 19:00〜20:30
※開場:18:30〜
※映画上映は51分、字幕あり
上映後はデンマークを専門とする研究者らによるトークセッションの開催を予定。
場所:明治大学駿河台キャンパスリバティータワー
詳細な場所は申し込み登録された方にお送りします。
申込方法:以下のフォームに申し込みください。
https://forms.gle/poVnM2ZV33PvREMj6
※参加人数の上限は60名を予定しています。上限に達し次第申し込みを締め切ることもありますのでご了承ください。

6月9日映画上映会パンフレット

 

2023/06/10 追記

昨日は平日のお忙しい中、明治大学までお越しいただき
誠にありがとうございました。
お陰様で無事映画上映会・研究会を終えることができました。
心よりお礼申し上げます。
個人的に映画自体も興味深い内容でしたし、何よりも
北欧や環境問題に関心のある様々な方々とオープンな議論が
できたことで今後の研究のヒントや問いを得ることができました。
今後も北欧のドキュメンタリー映画がありましたら
定期的に映画上映会を開催したいと思っています。
今回ご都合が合わなかった方も含めて機会がありましたらどうぞよろしくお願いします。
倉地真太郎

報告書公刊のお知らせ(2023年5月)

日本都市センターの研究会「総合的な都市経営に関する内外比較研究」の報告書『総合都市経営を考えるー自治体主導による新たな戦略的連携ー』が公刊されました。持続可能な都市経営について、デンマークの公営企業の視点から考察しました(4章・デンマークの持続可能な都市経営 -公共交通、エネルギー政策、電子政府化-)。ご笑覧いただければ幸いです。報告書PDF(無料)は日本都市センターのHP(下記URL)よりご覧いただけます。また、HPより報告書を購入いただけます。

総合都市経営を考える ―自治体主導による新たな戦略的連携―

総合的な都市経営に関する内外比較研究

研究費が採択されました(2023年4月1日)

2023年4月1日より以下の基盤研究Bプロジェクトの研究代表者を務めることになりました。

「移民の福祉財政的分析ー「移民政策」のための自治体財源保障の検討ー」

https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23H00901/

成果を出していけるように頑張りたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。