『生活経済政策』2026年8月号への寄稿について

2026年8月号の『生活経済政策』の特集と連載に寄稿しました。今月の特集のテーマは「平和」です。ご関心がある方はご覧ください。

https://www.seikatsuken.or.jp/

倉地真太郎(2026)「消えた祝日—デンマークの対話と実践的理想主義」生活経済政策研究所『生活経済政策』2026年8月号、pp.19-25(No.355)

要約ポイント

  • 国防費を確保するために祝日を廃止した政策から、安全保障の費用を誰が負担するのかを考察。
  • 子ども記者会見などを通じて、政治家が安全保障について市民と直接対話するデンマークの姿を紹介。
  • 福祉・環境・安全保障を両立させながら、理想と現実的な利益を追求する「実践的理想主義」を解説。
  • グリーンランド問題や大国との関係を踏まえ、小国が対話と連帯によって平和を形づくる可能性を論じる。

生活経済政策』2026年8月「連載 福祉国家で暮らしてみて—研究者・親・外国人としてのデンマーク生活 」第5回目」「死を分かち合う国」

要約ポイント

  • ロスキレの公園のような墓地を入り口に、デンマークでは死や葬送が社会全体で支えられていることを紹介。
  • 教会税が、葬送や墓地だけでなく、教会建築や音楽などの文化を支える仕組みを解説。
  • 中世の教区から地方自治体、地方税、教会税が生まれた歴史をたどり、税と共同体の関係を考える。

『季刊経済理論』掲載論文のJ-stage公開について

経済理論学会『季刊経済理論』61 巻 (2024) 2 号「「アベノミクス」を振り返る」がJ-stageに掲載されました。拙稿「イノベーション,国家,財政デンマークの「イノベーティブ福祉国家」と中間団体」も掲載されています。この度は招待いただきありがとうございました。

https://www.jstage.jst.go.jp/browse/peq/list/-char/ja

https://doi.org/10.20667/peq.61.2_046

『Why not?!財政学』書評(『季刊経済理論』)について

経済理論学会『季刊経済理論』第63巻2号にて、北川亘太先生(関西大学)より、共著『Why not?!財政学』(有斐閣)の書評をして頂きました。素晴らしい書評、誠にありがとうございます。しばらく先ですが、J-stageにも掲載される予定です。

『季刊経済理論』桜井書店・出版社サイト
https://www.sakurai-shoten.com/jspe.html

書籍公刊のお知らせ(2026年7月)

今後編著本がミネルヴァ書房さんからでます。国際比較がテーマの財政の本です。
よろしくお願いします。
徐一睿・佐藤一光・倉地真太郎編著(徐一睿(専修大学)、佐藤一光(東京経済大学)、倉地真太郎(明治大学)、島村玲雄(東京都立大学)、土橋康人(北海学園大学)、吉弘憲介(桃山学院大学)共著)

『イシューからはじめる財政  国際比較で読み解く13のテーマ』ミネルヴァ書房。

はじめに
序章 なぜ私たちは財政を学ぼうとするのか?
第1章 グローバリゼーションと財政
第2章 金融危機と財政
第3章 公企業の民営化と財政
第4章 インフラと財政
第5章 移民と財政
第6章 ジェンダーと財政
第7章 教育と財政
第8章 脱炭素と財政
第9章 住宅不安と財政
第10章 貧富と財政
第11章 ポピュリズムと財政
第12章 地域経済と財政
第13章 地方自治と財政
終章 財政の国際比較からイシューを考える
索引

minervashobo.co.jp/book/b678749.h

『Why not?!財政学』サポート動画序章・22章・23章の公開について

『Why not?!財政学』の今回のサポート動画のテーマは、序章で本書の概要と動画の説明、22章で財政をめぐる4つの立場、23章で国際経済と財政について説明しています。ご覧いただければ幸いです。

ウェブサポートページはこちら

https://www.yuhikaku.co.jp/yuhikaku_pr/y-knot/list/20021p/

『Why not?!財政学』サポート動画19章の公開について

『Why not?!財政学』の今回のサポート動画のテーマは「自己負担•公共料金」です。ご覧頂ければ幸いです。

第19章 使う分だけ負担してもらう――自己負担・公共料金(『Why not?! 財政学』)

ウェブサポートページはこちら

https://www.yuhikaku.co.jp/yuhikaku_pr/y-knot/list/20021p/

生活経済政策連載7月号のお知らせ(2026年7月)

『生活経済政策』2026年7月号に、連載「福祉国家で暮らしてみて」の第4回「『デンマークを取り戻す』とは誰の言葉か」を書きました。
今回のテーマは、デンマークの音楽と政治です。ロスキレは、毎年夏にヨーロッパ最大規模のロックフェスが開かれる「音楽の街」として知られていますが、先日家族でロスキレのロック博物館 RAGNAROCK を訪問しました。そこではデンマークの音楽と政治・社会の歴史を紹介するコーナーがあり、そこでの話を書きました。エッセイでは、音楽、移民、右派ポピュリズム、そして folk という言葉の両義性を手がかりに、「福祉国家は誰のものか」という問いについて考えました。
本文で取り上げたのが、Natasja の “Gi’ mig Danmark tilbage” です。直訳すれば「私にデンマークを返して」。一見すると排外主義的なタイトルにも見えますが、実際には、移民的背景をもつ彼女が、多様で寛容なデンマークを取り戻そうと歌った曲です。
ところが、この「デンマークを取り戻せ」という言葉は、その後、右派ポピュリズム政党であるデンマーク国民党によって、まったく異なる意味で使われることになります。
もう一つ本文で取り上げたのが、同党の選挙キャンペーン曲 “Herfra min verden går” です。
Herfra min verden går
同じ「デンマーク」や「私たち」をめぐる言葉でも、誰が語るかによって、包摂の言葉にも、排除の言葉にもなりうるという話をしました。ご関心がある方はご覧ください。

最終シンポジウムのご案内(2026年8月6日)

【シンポジウムのご案内】 JFM・GRIPS連携プロジェクト「社会構造変革下における教育政策・教育インフラをめぐる地方財政」の最終シンポジウムを開催します。 日時:2026年8月6日(木) 場所:政策研究大学院大学・ZOOM 教育財政の国際比較がテーマ。私は在外なのでオンラインで登壇します。

申込URL e.try-sky.com/jfm/symposium_

プロジェクトHP gripslocalgovernance.institute

1 開会挨拶 須藤 明裕(地方公共団体金融機構理事)

2 基調講演 「社会構造変革下における教育政策・ 教育インフラをめぐる地方財政」 伊集 守直(横浜国立大学経済学部教授)

3 研究成果報告 ※≪ ≫内は調査担当国

倉地 真太郎(明治大学政治経済学部准教授)≪デンマーク≫

伊集 守直(横浜国立大学経済学部教授)≪スウェーデン≫

小西 杏奈(専修大学経済学部准教授)≪フランス≫

佐藤 一光(東京経済大学経済学部教授)≪ドイツ≫

関口 智(立教大学経済学部教授)≪アメリカ≫

4 パネルディスカッション

森中 高史(滋賀県守山市長)

青木 栄一(東北大学大学院教育学研究科教授)

関口 智(立教大学経済学部教授)

小西 杏奈(専修大学経済学部准教授)

【コーディネーター】

伊集 守直(横浜国立大学経済学部教授)

5 閉会挨拶 高田 寛文(政策研究大学院大学理事・副学長)

シンポジウム広報資料

『Why not?!財政学』サポート動画12章の公開について

 

https://youtu.be/c3oab4SXMEs?si=xKi9ldnIwaD4MBU_

『Why not?!財政学』サポート動画12章を公開しました。今回のテーマは民間投資を誘導するです。ご関心がある方はご覧いただければ幸いです。

ウェブサポートページはこちら

https://www.yuhikaku.co.jp/yuhikaku_pr/y-knot/list/20021p/