月別アーカイブ: 2022年10月

書評掲載のお知らせ(2022年10月24日)

2022年10月24日発売の『週刊社会保障』で書評を担当させて頂きました。ご覧いただければ幸いです。

  • (書評)宮坂靖子編著『ケアと家族愛を問う 日本・中国・デンマークの国際比較』(青弓社)『週刊社会保障』2022年10月24日号(法研)の「この1冊」コーナー。

https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787235022/

書籍公刊のお知らせ(2022年12月)

2022年12月に有斐閣から共著が公刊されます。4章を担当させていただきました。ご笑覧いただければ幸いです。

『財政社会学とは何か』井手 英策・倉地 真太郎・佐藤 滋・古市 将人・村松 怜・茂住 政一郎 – 有斐閣

「社会の分断と危機が叫ばれる現在,〈生〉の支えとなるべき財政は,社会ニーズとの隔たりを急速に増しつつある。生きた現実に迫る総合社会科学としての財政社会学。新たな財政学の姿,その可能性を,方法・理論・実証面からラディカルに提示する。」

第Ⅰ部 問いと対象
第1章 財政学と財政社会学──20世紀に何が問題とされてきたのか
第2章 新財政社会学の展開とその成果をめぐって──財政学,公共経済学研究との対比から
第Ⅱ部 方法と認識
第3章 財政と歴史──財政史研究の再評価
第4章 財政と比較──問題発見のための国際比較
第5章 財政と制度──財政統計分析と財政の意思決定過程から考察する
第6章 財政と「歴史哲学」──「歴史哲学」としての「財政社会学」とその有効性
第Ⅲ部 分析的有効性
第7章 社会はなぜ引き裂かれたのか──通俗道徳から見た日本の〈勤労国家〉
第8章 納税者の同意における自己利益と互恵性──所得再分配政策の支持要因をめぐって

http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641166127

北ヨーロッパ学会企画セッションの登壇について(2022年11月5日)

北ヨーロッパ学会2022年度研究大会が11月5日(土)に明治大学中野キャンパスで開催されます。今回は非会員も参加費1000円で参加可能で、学生は無料です!今回は開催校事務局を担当し、企画セッションに登壇する予定です。企画セッションではデンマーク研究者らで進めている科研プロジェクト「イノベーティブ福祉国家としてのデンマーク」の中間報告を行います。ぜひご参加いただければ幸いです。参加申込(10月22日迄)やプログラムは以下の学会HPまで。
●北ヨーロッパ学会 2022年度研究大会
日時:2022年11月5日(土)10:30〜17:30
会場:明治大学中野キャンパス 対面オンラインハイブリッド開催
共通論題:「北欧福祉国家とイノベーション」
企画セッション:デンマークにおけるイノベーティブな福祉国家
司会:吉武信彦(高崎経済大学)/討論:柴山由理子 (東海大学)
1. 加藤壮一郎(神奈川県政策研究センター) デンマークにおける積極的労働市場政策導入後の若者支援政策の変遷と背景
2. 倉地真太郎(明治大学) デンマークのイノベーティブ福祉国家を支える税財政

日本財政学会企画セッションの告知(2022年10月8日)

2022年10月8−9日に開催される日本財政学会第79回大会@東洋大学白山キャンパスの企画セッション:「移民の財政学的検討ー国際比較ー」に登壇します。

「都市の移民ニーズと財政調整制度ーデンマークのオペアをめぐる「論争」」

詳細は以下のHPをご覧ください。

日本財政学会第79回大会HP

http://www.gakkai.ne.jp/jipf/convention/79/

書評掲載のお知らせ(2022年10月1日)

『都市問題』2022年10月号に上岡直見著『自動車の社会的費用・再考』緑風出版の書評を掲載させていただきました。どうぞよろしくお願いします。

・自動車依存社会からの脱却と移動の自由を両立するには?(上岡直見著『自動車の社会的費用・再考』緑風出版2022年)

https://www.timr.or.jp/cgi-bin/toshi_db.cgi?mode=saisin