大学院特別講義のご案内(2025年1月16日)

明治大学大学院政治経済学研究科2024年度特別講義として金子勝氏(慶應義塾大学名誉教授)をお招きにし、講演会を開催します。

日時   2025年1月16日(木)15:20-17:00(4限)
会場   明治大学駿河台キャンパス
リバティタワー14階 1143教室
講演者  金子勝氏(慶應義塾大学名誉教授・淑徳大学大学院客員教授)
テーマ     「なぜ日本経済は衰退するのか」

■一般の方も参加できます。事前申込をお願いします■(2025年1月9日(木)まで)
https://forms.office.com/r/jUJLdc1d88

パンフレットPDF

https://www.meiji.ac.jp/dai_in/political_science-economics/information/2024/mkmht000001zs5i0-att/mkmht000001zs5ln.pdf

シンポジウム登壇のお知らせ(2025年1月11日)

京都大学大学院経済学研究科・財政学研究会が主催するシンポジウム「カーボンプライシングに関するシンポジウム 」にパネリストとして登壇します。デンマークのカーボンニュートラルの現状について、自治体や公営企業の取り組みに焦点を当ててお話しします。

〈日時〉1月11日(土)13:30~17:30

〈場所〉京都大学 吉田キャンパス法経東館 第三教室

〈ご登壇者〉
川勝健志先生(京都府立大学公共政策学部 教授)
倉地真太郎先生(明治大学政治経済学部 准教授)
村上佳世先生(関西学院大学経済学部 准教授)

〈主催〉京都大学大学院経済学研究科・財政学研究会

カーボンプライシングに関するシンポジウム

『財政社会学とは何か』の中国語版が出版されました(2024年12月)

共著の『財政社会学とは何か– 危機の学から分析の学へ』(有斐閣)の中国語版『什么是财政社会学』が上海経済大学出版会(上海译文出版社)さんより出版されました。翻訳者の刘志诚先生、徐一睿先生、誠にありがとうございました。

https://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641166127

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11月10日明治大学デンマーク国際シンポジウムの開催報告

 11月10日に明治大学駿河台キャンパスで開催したデンマーク国際シンポジウムの開催報告を大学HPに掲載していただきました。参加頂いた皆様ありがとうございました!

「国際シンポジウム「デンマークのリスキリングから何を学ぶか」を開催(政治経済学部)」

https://meijinow.jp/meidainews/global/108906

【政治経済学部】国際シンポジウム「デンマークのリスキリングから何を学ぶか」を開催しました | 明治大学

https://www.meiji.ac.jp/seikei/information/2024/mkmht000001ypsrl.html

2024年11月10日(日)、明治大学駿河台キャンパスにおいて、明治大学政治経済学部准教授の倉地真太郎氏と立教大学経済学部教授の菅沼隆氏が共同で主催するシンポジウム「デンマークのリスキリングから何を学ぶか」が開催されました(共催:明治大学政治経済学部経済学科、後援:在日本デンマーク大使館、日本デンマーク協会)。今回の国際シンポジウムは、科研費プロジェクト「イノベーティブ福祉国家としてのデンマークー福祉国家の持続可能性の制度的基盤の研究」の成果報告の一部として行われたものです。
「新しい資本主義」において近年注目を集める「リスキリング」ですが、デンマークは労働市場の柔軟性と社会的なセーフティネットを両立する「フレキシキュリティ」という労働市場政策が導入されている国であり、デンマークの人たちの働き方は国内外で注目を集めています。そこで今回のシンポジウムでは、デンマークの労働市場政策の実務担当者と研究者をお招きし、デンマークの「リスキリング」の最前線を広く知ってもらい、日本との比較の視点から議論を行いました。
最後にコーディネーターの倉地氏から国際シンポジウムの趣旨説明とデンマークの労働市場政策や職業訓練制度に関する基本的な説明が行われました。

『公営企業』の寄稿について(2024年11月22日)

『公営企業』2024年11月号(地方財務協会)の論説コーナーに寄稿しました。

「デンマークの公営企業 ―自治体連携、脱炭素戦略、グリーンボンドに注目して― 」

これまでデンマークの自治体財政や公営企業について書いてきたものをまとめつつ、グリーンボンドなどの脱炭素戦略の財源調達にも触れています。 chihou-zaimu.com/koueikigyo

11月10日デンマーク国際シンポジウムのご案内

この度、研究分担者として関わっている科研費プロジェクト「イノベーティブ福祉国家としてのデンマーク」の最終年度の成果報告も兼ねて、11月10日(日)に明治大学で国際シンポジウムを開催することになりました。倉地真太郎研究室共催。在日本デンマーク大使館、日本デンマーク協会の後援開催となります。
テーマはデンマークのリスキリング・職業訓練教育です。
中央職業訓練委員会委員長(デンマークの労働市場政策策定委員会のトップ)のStina Elias氏、全国労働組合(旧LO、現FH)教育担当のThomas Felland氏、若者の労働市場政策研究の第一人者であるオルボー大学准教授のArnt Vestergaard Louw氏をお招きします。私はコーディネーターとして司会・討論を行います。対面・オンラインハイブリッドで、日本語英語同時通訳で行います。ぜひともご参加いただければ幸いです。
↓大学HPも公開されました!
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テーマ:デンマークのリスキリングから何を学ぶか~イノベーションとコーポラティズム~
日時:2024年11月10日(日)15時〜17時半(入場14時半)
会場:明治大学駿河台キャンパスアカデミーコモン8階308F教室
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
日本英語同時通訳あり(通訳は対面のみ、オンライン配信は字幕のみ共有)、事前登録制・参加費無料。
※対面は先着120名までです。対面・オンラインに限らず、事前申込が必要です。レシーバーの準備の関係でキャンセルする場合は事前に連絡ください。
申込は以下のURLよりお願いします。
※今回と同じ登壇者によるシンポジウムは11月6日(月)立教大学池袋キャンパスで開催します。こちらも一般参加が可能です。また、11月9日@都留文科大学に開催される北ヨーロッパ学会でも同じ登壇者による企画セッションを実施します。立教シンポについては後日改めて案内させていただきます。
趣旨:日本でリスキリングを普及するには何が必要なのか。デンマークは、フレキシブルとセキュリティの造語である「フレキシキュリティ」政策が注目を集めるリスキリング先進国の一つである。これまでデンマークは政労使の協調のもと、大規模な職業訓練政策を実施し、生涯にわたって学ぶ制度を構築してきた。そこで今回のシンポジウムでは、デンマークの職業訓練政策を専門とする研究者、職業訓練政策担当者のトップ、全国労働組合の担当者を招いて、デンマークのリスキリングの今、職業訓練政策を支える政府のイノベーション政策や政労使の協調モデルのあり方を議論する。シンポジウムでの議論を通じて、日本のリスキリングや職業訓練政策への示唆を得たい。
登壇者:
Stina Elias (Tænketanken DEA代表 ) 1966 年⽣まれ。国立ロスキレ⼤学卒、 デンマーク教育評価機構、デンマーク経営者連盟などを経て、デンマーク教育産業協会部長。2015 年より中央職業訓練委員会委員長。
Thomas Felland(FH: Fagbevægelsens Hovedorganisation / Danish Trade Union Confederation)(旧LO労働組合全国組織))
1972年生まれ。デンマーク教育省職員などを経て、2017年より労働組合総連合・職業訓練コンサルタント。ヨーロッパ業開発センター(CEDEFOP)理事(デンマーク労働組合選出)。
Arnt Vestergaard Louw(オールボ大学准教授)
1971 年生まれ。Ph.D.(オーフス大学)。オルボー大 学文化教育研究所を経て2016年より現職。青少年教 育、職業教育、高等教育、社会人教育が専門。若者の職業教育訓練に関する著作多数。
倉地真太郎(コーディネーター)
明治大学政治経済学部准教授。財政学。北欧・デンマーク財政が専門。
主催:「イノベーティブ福祉国家としてのデンマーク」研究会(基盤研究B:菅沼隆(代表))
共催:明治大学政治経済学部経済学科共催、明治大学政治経済学部倉地真太郎研究室共催
後援:在日本デンマーク大使館後援、日本デンマーク協会後援
 

論評執筆のお知らせ(2024年7月20日)

地方財務協会、月刊『地方税』2024年7月号の論評コーナーに寄稿させていただきました。

https://www.chihou-zaimu.com/chihouzei

倉地真太郎(2024)「デンマークにおける地域間格差と地方税―自治体連合による地方税率の調整機能に着目して―」『地方税』2024年7月号、pp.2-11。

本研究はJSPS科研費JP23K25598、JP21H00797の助成を受けたものです。