お知らせ」カテゴリーアーカイブ

『財政社会学とは何か』の中国語版が出版されました(2024年12月)

共著の『財政社会学とは何か– 危機の学から分析の学へ』(有斐閣)の中国語版『什么是财政社会学』が上海経済大学出版会(上海译文出版社)さんより出版されました。翻訳者の刘志诚先生、徐一睿先生、誠にありがとうございました。

https://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641166127

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11月10日明治大学デンマーク国際シンポジウムの開催報告

 11月10日に明治大学駿河台キャンパスで開催したデンマーク国際シンポジウムの開催報告を大学HPに掲載していただきました。参加頂いた皆様ありがとうございました!

「国際シンポジウム「デンマークのリスキリングから何を学ぶか」を開催(政治経済学部)」

https://meijinow.jp/meidainews/global/108906

【政治経済学部】国際シンポジウム「デンマークのリスキリングから何を学ぶか」を開催しました | 明治大学

https://www.meiji.ac.jp/seikei/information/2024/mkmht000001ypsrl.html

2024年11月10日(日)、明治大学駿河台キャンパスにおいて、明治大学政治経済学部准教授の倉地真太郎氏と立教大学経済学部教授の菅沼隆氏が共同で主催するシンポジウム「デンマークのリスキリングから何を学ぶか」が開催されました(共催:明治大学政治経済学部経済学科、後援:在日本デンマーク大使館、日本デンマーク協会)。今回の国際シンポジウムは、科研費プロジェクト「イノベーティブ福祉国家としてのデンマークー福祉国家の持続可能性の制度的基盤の研究」の成果報告の一部として行われたものです。
「新しい資本主義」において近年注目を集める「リスキリング」ですが、デンマークは労働市場の柔軟性と社会的なセーフティネットを両立する「フレキシキュリティ」という労働市場政策が導入されている国であり、デンマークの人たちの働き方は国内外で注目を集めています。そこで今回のシンポジウムでは、デンマークの労働市場政策の実務担当者と研究者をお招きし、デンマークの「リスキリング」の最前線を広く知ってもらい、日本との比較の視点から議論を行いました。
最後にコーディネーターの倉地氏から国際シンポジウムの趣旨説明とデンマークの労働市場政策や職業訓練制度に関する基本的な説明が行われました。

『公営企業』の寄稿について(2024年11月22日)

『公営企業』2024年11月号(地方財務協会)の論説コーナーに寄稿しました。

「デンマークの公営企業 ―自治体連携、脱炭素戦略、グリーンボンドに注目して― 」

これまでデンマークの自治体財政や公営企業について書いてきたものをまとめつつ、グリーンボンドなどの脱炭素戦略の財源調達にも触れています。 chihou-zaimu.com/koueikigyo

11月10日デンマーク国際シンポジウムのご案内

この度、研究分担者として関わっている科研費プロジェクト「イノベーティブ福祉国家としてのデンマーク」の最終年度の成果報告も兼ねて、11月10日(日)に明治大学で国際シンポジウムを開催することになりました。倉地真太郎研究室共催。在日本デンマーク大使館、日本デンマーク協会の後援開催となります。
テーマはデンマークのリスキリング・職業訓練教育です。
中央職業訓練委員会委員長(デンマークの労働市場政策策定委員会のトップ)のStina Elias氏、全国労働組合(旧LO、現FH)教育担当のThomas Felland氏、若者の労働市場政策研究の第一人者であるオルボー大学准教授のArnt Vestergaard Louw氏をお招きします。私はコーディネーターとして司会・討論を行います。対面・オンラインハイブリッドで、日本語英語同時通訳で行います。ぜひともご参加いただければ幸いです。
↓大学HPも公開されました!
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テーマ:デンマークのリスキリングから何を学ぶか~イノベーションとコーポラティズム~
日時:2024年11月10日(日)15時〜17時半(入場14時半)
会場:明治大学駿河台キャンパスアカデミーコモン8階308F教室
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
日本英語同時通訳あり(通訳は対面のみ、オンライン配信は字幕のみ共有)、事前登録制・参加費無料。
※対面は先着120名までです。対面・オンラインに限らず、事前申込が必要です。レシーバーの準備の関係でキャンセルする場合は事前に連絡ください。
申込は以下のURLよりお願いします。
※今回と同じ登壇者によるシンポジウムは11月6日(月)立教大学池袋キャンパスで開催します。こちらも一般参加が可能です。また、11月9日@都留文科大学に開催される北ヨーロッパ学会でも同じ登壇者による企画セッションを実施します。立教シンポについては後日改めて案内させていただきます。
趣旨:日本でリスキリングを普及するには何が必要なのか。デンマークは、フレキシブルとセキュリティの造語である「フレキシキュリティ」政策が注目を集めるリスキリング先進国の一つである。これまでデンマークは政労使の協調のもと、大規模な職業訓練政策を実施し、生涯にわたって学ぶ制度を構築してきた。そこで今回のシンポジウムでは、デンマークの職業訓練政策を専門とする研究者、職業訓練政策担当者のトップ、全国労働組合の担当者を招いて、デンマークのリスキリングの今、職業訓練政策を支える政府のイノベーション政策や政労使の協調モデルのあり方を議論する。シンポジウムでの議論を通じて、日本のリスキリングや職業訓練政策への示唆を得たい。
登壇者:
Stina Elias (Tænketanken DEA代表 ) 1966 年⽣まれ。国立ロスキレ⼤学卒、 デンマーク教育評価機構、デンマーク経営者連盟などを経て、デンマーク教育産業協会部長。2015 年より中央職業訓練委員会委員長。
Thomas Felland(FH: Fagbevægelsens Hovedorganisation / Danish Trade Union Confederation)(旧LO労働組合全国組織))
1972年生まれ。デンマーク教育省職員などを経て、2017年より労働組合総連合・職業訓練コンサルタント。ヨーロッパ業開発センター(CEDEFOP)理事(デンマーク労働組合選出)。
Arnt Vestergaard Louw(オールボ大学准教授)
1971 年生まれ。Ph.D.(オーフス大学)。オルボー大 学文化教育研究所を経て2016年より現職。青少年教 育、職業教育、高等教育、社会人教育が専門。若者の職業教育訓練に関する著作多数。
倉地真太郎(コーディネーター)
明治大学政治経済学部准教授。財政学。北欧・デンマーク財政が専門。
主催:「イノベーティブ福祉国家としてのデンマーク」研究会(基盤研究B:菅沼隆(代表))
共催:明治大学政治経済学部経済学科共催、明治大学政治経済学部倉地真太郎研究室共催
後援:在日本デンマーク大使館後援、日本デンマーク協会後援
 

論評執筆のお知らせ(2024年7月20日)

地方財務協会、月刊『地方税』2024年7月号の論評コーナーに寄稿させていただきました。

https://www.chihou-zaimu.com/chihouzei

倉地真太郎(2024)「デンマークにおける地域間格差と地方税―自治体連合による地方税率の調整機能に着目して―」『地方税』2024年7月号、pp.2-11。

本研究はJSPS科研費JP23K25598、JP21H00797の助成を受けたものです。

論文刊行のお知らせ(2024年7月)

経済理論学会編『季刊経済理論』の特集「「アベノミクス」を振り返る」に寄稿させていただきました。この度は貴重な機会を与えていただきありがとうございます。

【ご案内】7月18日明治大学公開セミナー(デンマークのイノベーティブな社会)を開催します。

この度、明治大学倉地真太郎研究室とNO YOUTH NO JAPANの共催で明治大学で公開セミナーを開催することになりました。北欧・デンマークの今をテーマに議論をします。奮ってご参加ください。

2024/08/05 18日イベントの様子を大学HPニュースに掲載していただきました。

「【政治経済学部】倉地真太郎ゼミナールがイベント「デンマークのイノベーティブな社会 ~若者団体代表と研究者が語る~」を共催しました 」

https://www.meiji.ac.jp/seikei/information/2024/mkmht000001uley8.html

2024/07/16 席はまだございます。申込み締め切りは過ぎましたが、申込みは可能です。

https://meijinow.jp/meidainews/social/99990

チラシPDF

デンマークのイノベーティブな社会 ~若者団体代表と研究者が語る~

2024年7月18日(木)18:00~20:00

開催場所: 明治大学 駿河台キャンパス グローバルフロント1階グローバルホール

〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1

https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

明治大学・倉地真太郎研究室とNO YOUTH NO JAPANの共催で実施します。本イベントで は、デンマークの政治・経済の現状について、若者政治団体の代表と北欧・デンマー クをフィールドとする研究者が議論します。デンマークはグリーン経済、社会福祉、 ジェンダーの分野において先進的でイノベーティブな取り組みを行っており、世界中 から注目されてきました。

本イベントではSocialistisk Ungdoms Front(Red Green Youth)の元代表であるFrederik Dahler 氏をお迎えし、イノベーティブな デンマーク社会の「今」についてお話いただきます。イベントの後半では、北欧の社 会保障を専門とする日本の研究者である菅沼隆氏と浅井亜希氏がコメンテーターと して登壇し、日本とデンマークの両国が直面する課題と今後の方向性について討論 します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

出演者:

  • 講演者:Frederik Dahler(フレデリック・ダーラー)氏
    • Socialistisk Ungdoms Front(Red Green Youth)の元代表(~2024年6月)。2020年にデンマークの左派連合・Enhedslisten – De Rød-Grønneの青年部であるRød-Grøn Ungdom(RGU)を共同で創設。ジェンダー平等、気候変動、若者支援、メンタルヘルス支援等を中心に活動し、設立から3年で全国に29の支部と1,000人の会員を擁し、デンマーク国内で注目を集める。
  • コメンテーター:菅沼 隆氏
    • 立教大学経済学部教授。
  • コメンテーター:浅井 亜希氏
    • 東海大学文化社会学部北欧学科講師。
  • 司会:能條桃子(NO YOUTH NO JAPAN)、倉地真太郎(明治大学)

プログラム:

  • 18:00-18:05 司会の挨拶:能條桃子(NO YOUTH NO JAPAN代表)
  • 18:05-18:50 基調講演:Frederik Dahler(フレデリック・ダーラー)氏
  • 18:50-19:00 休憩
  • 19:00-19:30 コメンテーターによるコメント:菅沼 隆(立教大学)、浅井亜希(東海大学)
  • 19:30-20:00 Frederik Dahler氏とフロアとの討論

参加方法: 参加費無料(事前申し込み制) お申し込みは以下のURLまたはQRコードからお願いします(席に限りがあります)

申し込みURL

アクセス:

  • 電車
    • JR中央線(快速)、総武線(各駅停車):御茶ノ水駅(聖橋口)から徒歩3分
    • 東京メトロ丸ノ内線:御茶ノ水駅から徒歩3分
    • 東京メトロ千代田線:新御茶ノ水駅(B1出口)から徒歩3分
  • バス
    • 都営バス:御茶ノ水駅前停留所から徒歩5分
    • 千代田区コミュニティバス(風二):神田駿河台一丁目停留所から徒歩2分
    • ※駐車場はありません

お問い合わせ: ご不明な点がございましたら、以下のメールアドレスまでお問い合わせください。 mail@shintarokurachi.org(明治大学政治経済学部 倉地真太郎研究室)

企画:

NO YOUTH NO JAPAN
倉地真太郎研究室(明治大学政治経済学部)
科学研究費「イノベーティブ福祉国家としてのデンマーク」共催

 

【ご案内】7月11日公開講演会「デンマークの若者の学習・就職・仕事とイノベーティブな社会づくり—若者エンパワメント運動のリーダーを招いて」

2024年7月11日@立教大学、デンマーク左派連合青年部共同代表Frederik Dahlerさんをお招きし、公開講演会を開催します。NO YOUTH NO JAPAN代表の能條桃子さんも登壇されます。倉地はコメンテーターを担当します。事前申込・通訳ありです。18日にも明治大でイベント開催予定です。ぜひご参加ください。

公開講演会「デンマークの若者の学習・就職・仕事とイノベーティブな社会づくり—若者エンパワメント運動のリーダーを招いて」

日時:2024年7月11日(木)18:00~20:00

会場:立教大学池袋キャンパス 8号館1階 8101教室

司会、コーディネーター:菅沼 隆(立教大学)

報告者:デンマーク左派連合青年部「若者」共同代表Frederik Dahler(フレデリック・ダーラー) 氏

一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN代表 能條 桃子 氏

コメンテーター:倉地真太郎(明治大学)

申込締切:7月11日(木)17:00

https://www.rikkyo.ac.jp/events/2024/07/mknpps000002sx6t.html

PDF:7月11日パンフレット