※2019年度以降は担当しません。財政論は後任の先生にご担当いただきます。今まで大変お世話になりました。今後とも機会がありましたら、お会いできれば幸いです。講義資料はこれからも閲覧できるようにしておきます。
講義資料のダウンロード機能が壊れてしまったので、以下の共有フォルダから講義資料をダウンロードしてください（passあり）
・2018年度開講期間：Ⅲ期三田
・会場：三田キャンパス527教室
・お知らせ
2019/2/9(土) 特別講演会のお知らせ
https://www.keio-unicorn.com/news/20190209-2
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講義の概要
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ー資料収集Tipsまとめ （講義資料Passと同じ。本講義はレポートなどは課していませんが、卒論作成時にご参考ください。）
講義の概要
財政学の基本的な考えを、理論と実際の両面から学習する。現在、日本は未曽有の財政赤字を抱えており、将来の社会保障や公共サービスの提供や財政破たんに対して多くの国民が不安を抱えている状況にある。他方で、 北欧諸国 のように高福祉高負担を維持し、重い租税負担に対して人びとの支持を得ている国々も存在している。なぜこのような財政問題が日本では発生しているのか。どのようにすれば解決可能なのか。財政学の学習を糸口として、現代社会の課題について理解を深めることが本講義の目標である。
・面接授業（スクーリングとは？）
→ http://www.tsushin.keio.ac.jp/study/schooling/
※テキスト科目「財政論」を受講済み・受講中の方も歓迎します。なお、テキスト科目のテキスト（大熊一郎ら著『財政論』）は使用しませんので、ご注意ください。
質問・感想を送る
※講義での質問・感想をリアクションペーパーやwebフォーム（授業後も可）で提出することができます（任意）。頂いた質問・感想は個人情報を伏せた上で次の日の授業で打ち出した文章を配布し、授業の冒頭で担当者が質問に回答していきます。
講義資料
講義ノート：pass有り ※受講を検討している方、passを忘れてしまった方は、mail@shintarokurachi.org まで連絡してください。
１日目：①日本の財政問題、②財政とは何か？
現在日本が抱えている財政的な問題、 現代的財政の成立に関する歴史と理論的解釈について理解する。
２日目：①公共サービス（１）、②公共サービス（２）
必要（ニーズ）を充足するための財政のあり方について、機能面と理論面から解説し、日本の社会保障制度の課題を財政学の観点から理解する。
３日目：①公共投資、②財政赤字
日本における公共投資の歴史的展開・今日的課題、財政赤字の現状を解説する。
４日目：①租税論（１）、②租税論（２）
古典から現代まで様々な租税理論を紹介し、その上で日本と世界の租税体系と税制改革の潮流について学ぶ。
５日目：①地方財政論（１）、②地方財政論（２）
地方財政の基本的な考え方について、理論と実際の両面から学習する。
６日目：①まとめ、②テスト
全体の講義を振り返るとともにその理解を試験する。
参考資料
参考図書
池上岳彦編（2015）『現代財政を学ぶ』有斐閣
小西千砂夫（2009）『基本から学ぶ地方財政』学陽書房
神野直彦（2004）『財政学』有斐閣
関口智編（2016）『地方財政・公会計制度の国際比較 』日本経済評論社
沼尾波子・池上岳彦・木村佳弘・高端正幸（2017）『地方財政を学ぶ』有斐閣。
リンク・データベース
慶應義塾大学メディアセンター通信教育課程生向けガイド: 資料集めやレポート作成の参考資料
港区立図書館：三田図書館が慶應義塾大学三田キャンパスから徒歩数分のところに立地している。夏期スクーリング受講者も利用可能。
資料収集Tipsまとめ （講義資料Passと同じ）
Cinii books 日本の大学図書館においてある書籍を横断的に調べることができる。
Cinii articles 日本の大学図書館においてある論文を横断的に調べることができる。
政府統計 日本の基本的な政府統計を調べることができる。
OECD Statistics OECD諸国の基本的な統計データを調べることができる。
慶應義塾大学経済学部教員一覧 卒論指導者を探すときに便利です。
慶應義塾大学図書館資料取り寄せ 国内外の他大学図書館から書籍を取り寄せることができます。
慶應義塾大学図書館オンラインレファレンス 文献収集に関して相談することができます。
経済産業省・地域経済分析システム「RESAS」：様々なデータを可視化してみることができる。
World cat: 世界中の大学図書館のOPACを横断検索することができる。
後藤・安田記念東京都市研究所：授業担当者の本務先
総務省「地方財政状況調査関係資料」決算カードや財政比較分析表をここから探すことができる。