・慶應義塾大学 通信教育課程 夏季スクーリング
・2016年度開講期間:8月19~24日、1・2限
・会場:三田キャンパス 西校舎 519
・財政学の基本的な考えを、理論と実際の両面から学習する。現在、日本は未曽有の財政赤字を抱えており、将来の社会保障や公共サービスの提供や財政破たんに対して多くの国民が不安を抱えている状況にある。他方で、北欧諸国のように高福祉高負担を維持し、重い租税負担に対して人びとの支持を得ている国々も存在している。なぜこのような財政問題が日本では発生しているのか。どのようにすれば解決可能なのか。財政学の学習を糸口として、現代社会の課題について理解を深めることが本講義の目標である。
・面接授業(スクーリングとは?)
→ http://www.tsushin.keio.ac.jp/study/schooling/
※テキスト科目「財政論」を受講済み・受講中の方も歓迎します。なお、テキスト科目のテキストは使用しませんので、ご注意ください。
※講義での質問・感想をリアクションペーパーやwebフォーム(授業後も可)で提出することができます(任意)。頂いた質問・感想は個人情報を伏せた上で次の日の授業で一覧を配布し、授業の冒頭で担当者が質問に回答していきます。
・資料収集Tipsまとめ (講義資料Passと同じ。本講義はレポートなどは課していませんが、卒論作成時にご参考頂ければと思います。)
・2016年度の参考文献:神野直彦(2007)『財政のしくみがわかる本』岩波ジュニア新書。
講義資料
講義ノート:pass有り ※受講を検討している方、passを忘れてしまった方は、mail@shintarokurachi.org まで連絡してください。
※講義で見つかったスライド資料の誤りは修正済みです。
※Slideshareとはウェブサイト上でパワーポイントのスライドを共有することができるサービスです。
1日目:①日本の財政問題、②財政とは何か?
現在日本が抱えている財政的な問題、 現代的財政の成立に関する歴史と理論的解釈について理解する。
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2日目:①公共サービス(1)、②公共サービス(2)
必要(ニーズ)を充足するための財政のあり方について、機能面と理論面から解説し、日本の社会保障制度の課題を財政学の観点から理解する。
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[download id=”1084″](2016/08/20 23:02更新)
3日目:①公共投資、②財政赤字
日本における公共投資の歴史的展開・今日的課題、財政赤字の現状を解説する。
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[download id=”1088″](2016/08/21 23:21更新)
4日目:①租税論(1)、②租税論(2)
古典から現代まで様々な租税理論を紹介し、その上で日本と世界の租税体系と税制改革の潮流について学ぶ。
[download id=”1063″](Slideshareで見る)
[download id=”1092″](2016/08/23 23:52更新)
5日目:①地方財政論(1)、②地方財政論(2)
地方財政の基本的な考え方について、理論と実際の両面から学習する。
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※8月22日が全日休講であったため、5日目の「地方財政論」は授業・テストでは扱いません。
6日目:①まとめ、②テスト
全体の講義を振り返るとともにその理解を試験する。
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[download id=”1097″](2016/08/25 11:50更新、追加があれば随時更新します)
※最終日講義のご質問については授業の予定がないため回答することができかねますが、もし個別にご質問・ご相談があればメールなどでご連絡頂ければ幸いです。
参考資料
リンク
資料収集Tipsまとめ (講義資料Passと同じ)