11月10日デンマーク国際シンポジウムのご案内

この度、研究分担者として関わっている科研費プロジェクト「イノベーティブ福祉国家としてのデンマーク」の最終年度の成果報告も兼ねて、11月10日(日)に明治大学で国際シンポジウムを開催することになりました。倉地真太郎研究室共催。在日本デンマーク大使館、日本デンマーク協会の後援開催となります。
テーマはデンマークのリスキリング・職業訓練教育です。
中央職業訓練委員会委員長(デンマークの労働市場政策策定委員会のトップ)のStina Elias氏、全国労働組合(旧LO、現FH)教育担当のThomas Felland氏、若者の労働市場政策研究の第一人者であるオルボー大学准教授のArnt Vestergaard Louw氏をお招きします。私はコーディネーターとして司会・討論を行います。対面・オンラインハイブリッドで、日本語英語同時通訳で行います。ぜひともご参加いただければ幸いです。
↓大学HPも公開されました!
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テーマ:デンマークのリスキリングから何を学ぶか~イノベーションとコーポラティズム~
日時:2024年11月10日(日)15時〜17時半(入場14時半)
会場:明治大学駿河台キャンパスアカデミーコモン8階308F教室
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
日本英語同時通訳あり(通訳は対面のみ、オンライン配信は字幕のみ共有)、事前登録制・参加費無料。
※対面は先着120名までです。対面・オンラインに限らず、事前申込が必要です。レシーバーの準備の関係でキャンセルする場合は事前に連絡ください。
申込は以下のURLよりお願いします。
※今回と同じ登壇者によるシンポジウムは11月6日(月)立教大学池袋キャンパスで開催します。こちらも一般参加が可能です。また、11月9日@都留文科大学に開催される北ヨーロッパ学会でも同じ登壇者による企画セッションを実施します。立教シンポについては後日改めて案内させていただきます。
趣旨:日本でリスキリングを普及するには何が必要なのか。デンマークは、フレキシブルとセキュリティの造語である「フレキシキュリティ」政策が注目を集めるリスキリング先進国の一つである。これまでデンマークは政労使の協調のもと、大規模な職業訓練政策を実施し、生涯にわたって学ぶ制度を構築してきた。そこで今回のシンポジウムでは、デンマークの職業訓練政策を専門とする研究者、職業訓練政策担当者のトップ、全国労働組合の担当者を招いて、デンマークのリスキリングの今、職業訓練政策を支える政府のイノベーション政策や政労使の協調モデルのあり方を議論する。シンポジウムでの議論を通じて、日本のリスキリングや職業訓練政策への示唆を得たい。
登壇者:
Stina Elias (Tænketanken DEA代表 ) 1966 年⽣まれ。国立ロスキレ⼤学卒、 デンマーク教育評価機構、デンマーク経営者連盟などを経て、デンマーク教育産業協会部長。2015 年より中央職業訓練委員会委員長。
Thomas Felland(FH: Fagbevægelsens Hovedorganisation / Danish Trade Union Confederation)(旧LO労働組合全国組織))
1972年生まれ。デンマーク教育省職員などを経て、2017年より労働組合総連合・職業訓練コンサルタント。ヨーロッパ業開発センター(CEDEFOP)理事(デンマーク労働組合選出)。
Arnt Vestergaard Louw(オールボ大学准教授)
1971 年生まれ。Ph.D.(オーフス大学)。オルボー大 学文化教育研究所を経て2016年より現職。青少年教 育、職業教育、高等教育、社会人教育が専門。若者の職業教育訓練に関する著作多数。
倉地真太郎(コーディネーター)
明治大学政治経済学部准教授。財政学。北欧・デンマーク財政が専門。
主催:「イノベーティブ福祉国家としてのデンマーク」研究会(基盤研究B:菅沼隆(代表))
共催:明治大学政治経済学部経済学科共催、明治大学政治経済学部倉地真太郎研究室共催
後援:在日本デンマーク大使館後援、日本デンマーク協会後援