『中核的地方都市の成長とグローバル化』(国際書院)刊行のお知らせ(2026年5月)

この度、国際書院より書籍が刊行されました。

穆尭芋 編『中核的地方都市の成長とグローバル化──アメリカ・中国・日本・EU・ロシア・インドの都市事例研究──』国際書院。
http://www.kokusai-shoin.co.jp/343.html

グローバル化の環境のなかで中核的地方都市の成長がいかにおこなわれるか、現地調査および詳細なデータ分析により明らかにし、日本の地方都市に政策的示唆を提示することを目的として本書は刊行される。

「第5章 EU・デンマークにおける地域間格差の拡大と持続可能な都市経済 ――オーフスを事例に」を担当しました。

章の要約:

  • EU統合とグローバル化の進展により、デンマークでは都市部への人口・投資・高付加価値産業の集中が進んでいる。デンマークは高成長を遂げる一方で、地域間格差や所得格差が拡大している。とくにコペンハーゲン周辺では、外資系企業や金融・IT・専門サービスの集積が目立つ。
  • この状況に対して政府は、財政調整制度や地方税率の調整を通じて、都市部と地方部の格差是正を図っている。
  • 後半では、第二の都市オーフスを事例に、港湾・大学・企業・自治体が連携する都市戦略を検討している。オーフスは、港湾を物流だけでなく、脱炭素・イノベーションの物理的拠点として活用している。
  • デンマークの持続可能な都市経済は、国家だけでなく、自治体・企業・大学の協働によって支えられている。

こちら「新潟県庁 令和5年度新潟県国際交流推進基金事業補助金」(2023年11月 – 2026年3月)の助成を受けています。

http://www.kokusai-shoin.co.jp/343.html