生活経済政策連載9月号のお知らせ(2026年9月)

『生活経済政策』2026年9月号連載「福祉国家で暮らしてみて—研究者・親・外国人としてのデンマーク生活」の第6回目テーマは、デンマークのデータセンター問題。ロスキレの自宅で経験した停電をきっかけに、データセンターをめぐる電力逼迫、住民の反発、再エネ投資との関係について考えました。

https://www.seikatsuken.or.jp/

  • デンマークのデータセンターは、再生可能エネルギーの活用や脱炭素投資への貢献が期待される一方、送電網の逼迫、景観への影響、水資源の消費、雇用創出の少なさなどが問題となっている。
  • データセンターの便益は広域的で見えにくいのに対し、環境や暮らしへの負担は立地地域に集中するという非対称性の問題がある。また、立地交渉や水使用量などの情報が十分に公開されず、住民が計画を知るのは決定後になる場合もある。
  • 課税やインセンティブだけでなく、電力・土地・水をどのように配分するのか、国・自治体・企業・住民の合意形成の仕組みを組み直す必要を論じた。